保育所への入園が決定したら、すぐに職場復帰しないといけないのですか?という相談を頂いたことがあります。
入園したらすぐに、慣らし保育が始まります。慣らし保育期間中にフルタイムで働くことはなかなか難しそうです。
今回は、入園日と職場復帰のタイミングについてご説明したいと思います!
慣らし保育とは?
慣らし保育とは、子どもが新しい環境に慣れるために、一定の準備期間を通して少しずつ保育施設に通うことです。
大人でも、初めての環境で知らない人と一緒に過ごす際、緊張したりストレスを感じることがありますよね。同じ状況下において、小さな子どもにとって心理的な不安や緊張は大人以上であるはずです。
子どもの不安感を可能な限り和らげ、少しずつ新しい環境で生活を送れるように、慣らし保育が必要です。
慣らし保育所の期間
慣らし保育の期間は保育園ごとに様々ですが、2週間が一般的なようです。
最初は2時間から保育所に通い、2時間から3時間、3時間から昼食後まで、昼食後から午睡(お昼寝)まで…と、2週間かけて少しずつ保育所で過ごす時間を延ばしていきます。
| 1日目~3日目 | 午前中1~2時間(9:00~11:00) |
| 4日目~7日目 | 午前~昼食までの登園(9:00~12:30) |
| 8日目~10日目 | 午前~昼食、お昼寝までの登園(9:00~15:30) |
| 11日目以降14日目まで | 午睡後からの滞在時間を少しずつ伸ばして最終的には終日保育 |
慣らし保育は育児休業期間なのか?
福岡市の場合、利用開始日を基準に「復職期限」が設けられており、2週間の慣らし保育期間が考慮されています。
例えば、7月1日(金)からお子さまの入園が決定した方については、7月24日(日)までに復職しなければならない(復職期限)ということが定められています。ご自身の職場の方と調整し、復職期限までに職場復帰ができれば、慣らし保育期間中は育児休業期間としても問題ありません。

気を付けておきたいポイント
- 復職期限の日付は、土日も含めて日付が設定されていますので、復職期限ぎりぎりまで慣らし保育を実施したいという方は曜日の確認をしておきましょう。
- そもそもご自身の育児休業期間を超えて、育児休業を取得することはできません!ご注意ください。
まとめ

慣らし保育期間中は、親子ともに不安な気持ちになることが多いでしょう。
筆者自身、復職期限日近くまで育児休業を取得し、職場復帰前に保育園に子どもを入園させ、慣らし保育をはじめました。自分自身の気持ちの整理と、登園準備などに慣れた状態で初出勤を迎えることができたので、気持ちに余裕が生まれたと思います。
制度をしっかり理解して、お仕事と育児の両立を図っていきたいですね!
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